バッハの弾き方を学ぶために本を購入
かねてより、演奏の仕方に不安があったバッハ作品について理解を深めるため、平均律の弾き方、ポリフォニーの弾き方、音楽の構造、作曲家について学ぼうと思い、以下の書籍を購入した。
1.バッハ演奏へのアプローチ バッハ平均律クラヴィーア曲集1 高木幸三 校訂・解説(全音楽譜出版社)
2.新版 二声対立法 池内友次郎 著(音楽之友社)
3.新版 三声ー八声 対位法 池内友次郎 著(音楽之友社)
4.学習フーガ 池内友次郎 著(音楽之友社)
5.バッハ キーワード辞典 久保田慶一[編]江端信昭・尾山真弓・加藤拓未・堀朋平(春秋社)
6.バッハ=魂のエヴァンゲリスト 礒山雅(講談社学術文庫)
どういったところが分からないのか
現状(2025年2月16日時点)、フーガに関しては「追いかけっこ」の形式であることは知っているが、ではカノンとの違いは?と言われると説明できないし、ポリフォニーの曲に取り組んだのも平均律が初めてなので、コツがよくわかっていない。
各声部があって、伴奏とメロディーから構成される曲とは違うと分かっていても、ではその違いを演奏する時にどう意識すればよいのか、とか。
演奏動画を見ても、伸ばして弾いている人もいれば、スタッカートで弾いている人もいる。
そもそもバッハの時代は、今と同じピアノがあったわけではないし、ペダル入れるのかとか。
バッハの音楽について検索すると、「対位法」というワードもよく出てくるけど、なんのこっちゃかよくわかっていない。
要するに、分からないことが多すぎて、誰かに説明ができるレベルになっていない。
この状態で、既に平均律のプレリュード(1巻1番)とフーガ(1巻2番)をやってしまっているが、演奏にも迷いが出るため、うやむやなままにしたくないと思い、勉強することにした。
なぜ分からない・知らないのか
まず言えることは、ピアノを習っていた時、専らショパンを弾いていたため。
(しかし、習っていたからと言ってショパンの弾き方が完璧に理解できているわけでもない)
また、自分の真剣さや興味・関心、意欲が当時は不足していたため、作曲家のことも時代背景、音楽構造等、学ぼうとはしなかった。
結構、後悔していると言えばしていることかもしれない。
楽譜の指示とかも一切構わず、かといって独自に表現をプラスすることもあまりない、平坦な演奏になってしまっていたと思う。
座学も取り入れて、今後どう演奏が変わるか、見える世界が変わるか、またブログに書きたいと思う。
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