独学でピアノを練習する中、手探り状態だったことの1つが、「同時並行で練習する曲の数」だ。
あれもこれもと手を広げ、再開1年で気づいたら16曲ぐらい練習中の曲を抱えていた。
やる気があるのは良いことだとは思う。でも、物事には限度というものがある!

どの曲もまんべんなく練習しないと忘れてしまう。
かと言って、全部の曲を練習しようとすると、
譜読みが全く進まないというジレンマに陥りました。
練習していた曲は表1の、「状態」が「練習中」の曲の一部。
(「難易度」は個人の体感。「メヌエット ト長調」はJ.S.バッハの作ではないとされています。念のため。)
表1 曲のリスト



さすがにこれは無謀だろという感じですね…。
特に難曲になるほど進みが悪く、「このままじゃ埒が明かん!」と泣く泣く取捨選択することに。
練習する曲を4つに絞ってから、明らかに譜読みの進みが早くなった。

まあ、当然と言えば当然なのですが。
ほかにも以下のメリットがあるため、曲数を4曲に制限して良かったと思っている。
メリット
・1曲1曲に集中して取り組めるため、質の高い練習ができる。
・毎日全ての曲に取り組めるため、暗譜しやすくかつ忘れづらい。
・複数の曲には取り組めているため、飽きづらい。

試しに、1月19日(日)~26日(日)の1週間で、
譜読みがどのくらい進んだか進捗表とグラフを作ってみました!
表2について
・進捗は小節数でカウント
・曲ごとに、合計小節数、譜読み進捗(右手・左手)、暗譜進捗(両手)を記載
(カッコ内は、合計小節数に対する達成率(%))
表2 4曲同時練習の進捗(1月19-26日)





平日(1月20~24日)は、グラフがまっすぐで、あまり譜読みできていません。
休日(1月25、26日)は、斜めになっていて、譜読みが進められていますね~。
休日にできるだけ譜読みを進めることがカギのようだ。
平日は、土日に譜読みした部分を反復練習し、記憶に定着させる作業になっていることが多い。
小節数を基準としていることや、練習時間の記録を取っていないこと等は、今後改善の余地がある。
また、まだ1週間しかデータが取れていないので、継続したい。

分析するのって楽しいですね♪
今後、グラフがどんな曲線を描くのか、わくわくします。
コメント