読書と一口に言っても
私は本を読むのが好きだ。
さらに言うと、紙の本が好きだ。
ページをめくる感触。
新しい本、古い本、文庫やハードカーバー、それぞれに異なる紙の匂い。
五感を通し、「本を読んでるなぁ」と実感できる、幸せな時間。
では、「どんなジャンルの本を読むのか」
読書好きなら、1度は聞かれたことがありそうな質問。
私が読書に求めるもの。それは、
「いかに現実逃避ができるか」
この1点に尽きる。
本の中では非日常を味わいたい
「日常」は、現実世界でお腹いっぱいだからである。
理想は、現実を忘れて集中して読み進められるような本。
それから、よく作りこまれた世界、舞台設定であるとなお良い。
知的好奇心がくすぐられるような。
先の展開が読めずドキドキハラハラするような本も最高。
残りのページ数が少なくなると「まだ終わらないでほしい」と名残惜しくなる。
こういった読書体験ができた時は、本当に充実した気分になる。
読了後の余韻に浸る時間、考察する時間も好きだ。
だから、好きなジャンルを聞かれた時は、何と答えるのが正解なのだろうかといつも思う。

ミュティック
質問側が、そんなに読書する人じゃなかった時、特に答えに窮します。
(とりあえず、「SF」とか「ファンタジー」って答えます。)
あまり熱く語っても引かれそうですもんね。
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